8日、札幌競馬場で行われたみなみ北海道S(3歳上OP、芝2600m)は、荻野琢真騎手(ハンデ 49.0kg)騎乗の6番人気クィーンスプマンテ(牝5、美浦・小島茂之厩舎)が、好スタートから先手を取ると、向正面では後続に15馬身以上の差をつける大逃げを見せ、直線に向いても後続を寄せ付けず5番人気グラスボンバーに3.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分39秒1(良)のコースレコードタイ。さらに1/2馬身差の3着に2番人気エアジパングが入った。1番人気ゼンノグッドウッドは5着に敗れている。
勝ったクィーンスプマンテは、父ジャングルポケット、母はJRA4勝のセンボンザクラ(その父サクラユタカオー)。甥にシンザン記念(GIII)2着のドリームガードナーがいる血統。07年3月のデビューから2戦目で初勝利を挙げると、その後も芝の中距離で勝ち星を重ねて、3走前の1000万下(阪神芝 2000m)を制して準オープン入り。前走のパールS(1600万下、中京芝1800m)は8着に敗れており、今回は格上挑戦で臨んでいた。通算19戦5 勝。
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