18日の札幌12Rでスギノブレイド(牡3歳、美浦・古賀史生厩舎)が1着となり、鞍上の横山典弘騎手(41)は武豊騎手、岡部幸雄氏、河内洋現調教師、増沢末夫氏に続いてJRA史上5人目となるJRA通算2000勝を達成した。
横山典弘騎手は1986年デビューで、2年目には31勝を挙げた。初重賞となったのは3年目のウインターS(ソダカザン)で、GI初勝利は90年のエリザベス女王杯(キョウエイタップ)。
その後はメジロライアン、トロットサンダー、サクラローレルなどでGIを勝ち、98年の皐月賞をセイウンスカイで制しクラシック初制覇。セイウンスカイでは菊花賞も制した。なかなか勝てなかった日本ダービーも今年、ロジユニヴァースで初勝利し、デビュー23年目にして“ダービー・ジョッキー”の仲間入りを果たした。
重賞はGI16を含む113勝で、現役では武豊騎手(260勝=7月17日現在)に次いで2位。JRA通算2000勝は武豊騎手(3235勝=7月17日現在)岡部幸雄氏(2943勝)、河内洋現調教師(2111勝)、増沢末夫氏(2016勝)に続いてJRA史上5人目。
-サンケイスポーツ-