5日、札幌競馬場で「第16回函館スプリントS」(GIII、芝1200メートル)が行われ、熊沢重文騎手騎乗で1番人気のグランプリエンゼル(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎)が直線で抜け出し、1分8秒5(良)で快勝。51キロの軽量を生かして見事、重賞初制覇となった。
グランプリエンゼルは父アグネスデジタル、母はアンダンテ、母の父サンデーサイレンス。通算9戦4勝で、重賞は初勝利。鞍上の熊沢重文騎手は2005年の阪神JF(テイエムプリキュア)以来、約3年7カ月ぶりの重賞25勝目。
2着は8番人気タニノマティーニ(牡9歳、栗東・須貝彦三厩舎)、3着は2番人気エーシンエフダンズ(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)だったが、進路妨害で降着となり、4着入線のブラックバースピン(牡6歳、美浦・手塚貴久厩舎)が繰り上がりで3着となった。エーシンエフダンズ鞍上の藤岡佑介騎手は騎乗停止処分となる。
-サンケイスポーツ-