＜紅梅Ｓ：追い切り＞
１８日の京都では桜花賞への注目の一戦、紅梅Ｓ（オープン、芝１４００メートル）が行われる。有力視されるアディアフォーン（牝３、栗東・橋口）が１５日、風邪から回復した安藤勝騎手を背に追い切られ、絶好の動きを披露。人馬とも元気さをアピールした。
強い寒気に包まれた栗東トレセン。風邪で先週日曜日の騎乗をキャンセルした安藤勝もすっかり回復。今週のレースで騎乗する馬たちの追い切りを次々にこなした。「先週よりだいぶ具合はいいよ」。アディアフォーンの追い切り時には強い雪が降っていたが力強く手綱を押すと、併走馬に１馬身先着。時計のかかる馬場で４ハロン５４秒４−１３秒２も優秀で「これまでで一番いい動きだった」と絶賛した。
前走の阪神ＪＦはブエナビスタに騎乗したため、コンビを組むのは２走前の５００万下以来。「追い出してすぐに反応しない馬だけど、その後グイッと伸びる。いい結果を出したい」。桜花賞ではブエナビスタとのコンビが確実視されるあん上だが、ここではアディアフォーンに“桜色”のチケットをプレゼントする。
-日刊スポーツ-
