<阪神大賞典:追い切り>
阪神大賞典(G2、芝3000メートル、22日=阪神)で重賞連勝を狙うアサクサキングス(牡5、栗東・大久保龍)が19日に追い切り、Dウッドコースで走行距離約4500メートルのハード調教を消化した。一般的には1000〜2000メートルが主流だけに、運動量は特筆ものだ。Eコースを半周した後、Dウッドコースに入りキャンターで1周。2周目にようやく追い切りが始まった。
トーセンアーチャー(古馬オープン)を3馬身追走。道中しっかり折り合いがついた分、しまいの伸びも鮮やかだった。もったままであっという間にパートナーを抜き去り、6ハロン84秒2、しまい12秒2で3馬身先着。四位騎手は「以前に比べておとなになった分扱いやすくなった」と成長を認めた。昨秋は長距離輸送のG1連戦で結果を出せなかったが、この春は地元競馬に加え体質強化で十分に攻められる。「いい競馬ができれば」とあん上も意欲を見せた。
-日刊スポーツ-