◆チューリップ賞追い切り(4日) チューリップ賞(7日、阪神・芝1600メートル)で、今年の初戦を迎えるブエナビスタは4日、栗東トレセンのDウッドチップコースで併せ馬を行なった。
直線は、報知杯弥生賞出走のキタサンアミーゴを脚勢で圧倒。いっぱいに追われたパートナーとは対照的に、馬なりで半馬身先着した。6ハロン85秒6−12秒6。「併せ馬なら、あれくらいの時計が出て当然。何の問題もない」と松田博調教師。迫力を増した2歳女王の動きに、納得の表情だ。
阪神JF優勝後も放牧に出すことなく、厩舎で鍛えてきた。「休まずに乗り込んだ。体つきも、たくましくなった気がする」と指揮官。
桜花賞、オークスの2冠に向けてのスタートライン。「普段からおとなしいので、関東への輸送を経験させなくても大丈夫。今回は地元のレースだし、楽しみにしている」トレーナーは、今から桜の先までをにらんでいる。
-スポーツ報知-