◆第59回安田記念・G1(7日、東京競馬場、芝1600メートル、良) 昨年の覇者ウオッカ(武豊)が、直線で馬群に包まれる不利を克服し、先に抜け出したディープスカイを差し切って勝利した。
11回目のGI挑戦となったスーパーホーネットだが、今回も“壁”を打ち破ることはできなかった。中団の後ろでじっくり脚をためて、直線では外へ誘導。伸びてはいるものの、早めに抜け出した上位馬との差は詰められず、0秒7差の7着に終わった。
「2頭(ウオッカ、ディープスカイ)を見ながら、ある程度の位置で競馬をしようと思った。直線で追い出した時、勝てると思ったけど、1度も先頭に立てなかった」と藤岡佑。これで、安田記念は3度挑戦して〈11〉〈8〉〈7〉着。力を発揮できずにいる。
次の大きなターゲットは、もちろん、秋のマイルCS。こちらは、2着2回と結果を出している。「秋に向けて再チャレンジです」藤岡は巻き返しを誓い、東京競馬場を後にした。
-スポーツ報知-