昨年の有馬記念馬で、フェブラリーS(2月22日、東京、GI、ダ1600メートル)を目指すダイワスカーレット(栗・松田国、牝5)が28日、前走後では初めて安藤勝騎手が騎乗して追い切られた。DWコースで前半をゆっくりと進み、直線も手綱を抑えたまま6ハロン87秒2−71秒5−57秒6−42秒1−13秒1をマーク。全くの馬なりだったが、リズムのいい走りが順調な調整過程を感じさせた。アンカツは「時計は思ったより速かったけど、ゆったりして落ち着いて走っていたからね。よかったですよ」と笑みを浮かべ、「クッションからすれば本来は芝向きだと思うけれど、スピードがあるから(ダートでも)大丈夫じゃないかな。スタート地点も芝だからね」と初めてのダートにも自信をのぞかせた。
-サンケイスポーツ-