競馬の4歳以上牝馬による第4回ヴィクトリアマイル(GI)は17日、東京競馬場の芝1600メートルに18頭が出走して行われる。注目は2007年、牝馬として64年ぶりにダービーを制した武豊騎乗のウオッカ。2着に終わった昨年の雪辱を期している。
前回は最後に追い込んだが、伏兵のエイジアンウインズに届かなかった。ドバイ遠征後の国内初レース。だが、昨年も経験しており、同じてつは踏まないだろう。東京コースでは7戦3勝、2着2度と相性もいい。短距離で有利とされる内枠(3枠6番)でもあり、08年の年度代表馬として2年連続で敗れるわけにはいかないだろう。
昨秋のエリザベス女王杯でGI初制覇したリトルアマポーラ、同レース2着で06年のオークス、秋華賞に勝ったカワカミプリンセス。さらに昨年の桜花賞馬レジネッタあたりが上位人気となりそう。
8歳のジョリーダンスは前走の阪神牝馬ステークスで快勝し、引退を撤回して3年連続の挑戦となった。8歳牝馬初のGI制覇なるか、面白い存在となりそうだ。
-時事通信-