2009年2月12日木曜日

ダイワスカーレット豪快81秒6/フェブラリーS -馬皇競馬ニュース-







<フェブラリーS:1週前追い切り>
 G1第1弾フェブラリーS(ダート1600メートル、22日=東京)の1週前追い切りが11日に行われ、ダイワスカーレット(牝5、栗東・松田国)が急きょのあん上変更で気分転換に成功した。先週は安藤勝騎手から精神面の問題点を指摘されたが、鮫島騎手による調教で別馬に変身。栗東Cウッドコースで抜群の動きを披露し、心身の不安をぬぐい去った。
 ダイワスカーレットの馬上には鮫島がいた。陣営は調教の直前に乗り手を安藤勝から変更した。前日10日に坂路で立ち止まり、馬場入りをごねたグランプリホースの気分転換を図るためだ。先週にしても1番時計こそマークしたが、気合をつけてようやく出た時計。「嫌気を差している」と安藤勝は気持ちの変化を口にしていた。もくろみは見事に成功した。鮫島に誘導されると嫌がるそぶりを1度も見せず、豪快な走りを見せつけた。
 前を行くモンテクリスエス(古馬1600万)を馬場の大外を通って捕まえに行く。手綱が動くパートナーと対照的に、持ったままで直線へ。最後は3馬身半突き放し、6ハロン81秒6、しまい12秒0を馬なりで計時した。約1年ぶりに調教をつけた鮫島は「もう(体は)できていますね。以前よりパワーアップしている。腕がつりそうで疲れた」と苦笑いしながら状態に太鼓判を押した。
 これには安藤勝も「(レースが近いと)気づかれない方がいいと思う。スムーズに行ったみたいだし」と一安心の様子。これまで主戦を背にすることでずっと気が張り詰めていたスカーレットにとっては、最高のガス抜きになった。顕在化した精神面の不安一掃こそが、この日の収穫だ。
 松田国師は「ハロー掛け前のコンディションでは破格の時計だった」と納得の表情で動きを振り返る。「牡馬に通用する牝馬はポリシーを持つものだから」とスカーレットの自己主張も想定済みだ。ドバイ遠征を前に「勝っておきたい」と言い切る。砂上で舞うまでのカウントダウンが始まった。【山本幸史】
-日刊スポーツ-







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