2009年2月12日木曜日

好調ウオッカ、坂路“鋭伸”12秒1マーク -馬皇競馬ニュース-








 ドバイ遠征を控えている08年の年度代表馬ウオッカ(栗・角居、牝5)が、坂路で鋭い伸び脚を披露、4ハロン53秒5−(3ハロン計不)−12秒1(G前追う)をマークした。「体調に合わせた調整ができている。国内ではあと1本追う予定」と清山調教助手。

 12日に栗東の検疫厩舎に入り、18日に出国予定。前哨戦のジェベルハッタ(3月5日、ナドアルシバ、GII、芝1777メートル)から、ドバイデューティフリー(3月28日、同、GI、芝1777メートル)に挑む。

 昨年の2歳王者・セイウンワンダー(栗・領家、牡3)が、始動戦の弥生賞(3月8日、中山、GII、芝2000メートル)に向けて坂路で3ハロン40秒1−13秒1(4ハロンは計不、馬なり)。ミッシングナンバー(牡3未勝利)に2馬身遅れたが、余力残しの態勢だった。領家調教師は「指示通りの調教ができた。変わりなくきているし、まずは無事にレースを迎えたい」と満足げだった。

 無傷の4連勝で世代のダート王に君臨しているスーニ(栗・吉田、牡3)が、アーリントンC(28日、阪神、GIII、芝1600メートル)へ向けCWコースで5ハロン68秒9−53秒8−40秒4−12秒6(馬なり)をマーク、アレクシオス(牡6、1000万下)に2馬身先着、順調ぶりをアピール。「放牧明けでは初めてのコース追いだったけど、アッという間に抜け出した。芝でも楽しみ」と高島調教助手は期待を寄せる。

 京成杯2着のナカヤマフェスタ(美・二ノ宮、牡3)が、短期放牧から帰厩して初時計をマークした。Wコースで4ハロン56秒1−41秒5−12秒9(馬なり)と軽め。二ノ宮調教師は「放牧に出した後も元気だし、若い馬は使いながら体を作るのも方法の一つ。無理をするつもりはないが、体が減らなければ弥生賞を考えます」と皐月賞直行のプランを変更する可能性が高いことを表明した。
-サンケイスポーツ-







FC2にほんブログ村 競馬ブログへ人気ホームページランキング人気ブログランキング【ブログの殿堂】ブログランキング.net