22日夕、急死した01年の皐月賞馬アグネスタキオン(牡・11)の死因が急性心不全だったことが23日、わかった。JRAが同日発表した。
繋養(けいよう)先の社台スタリオンステーション(北海道勇払郡安平町早来)吉田照哉代表は「あまりに突然のことで、言葉を失っております。種牡馬入り直後から、ダイワスカーレット、ディープスカイ、キャプテントゥーレなど活躍馬を輩出してくれました。種牡馬として、成熟期に入り、これからますます強い馬を作れるという確信を持っていただけに、残念でなりません。今はただ、冥福を祈るばかりです」とJRAを通じてコメントした。
アグネスタキオンは父が大種牡馬サンデーサイレンス、祖母アグネスレディーが79年のオークス馬、母アグネスフローラが90年の桜花賞馬、兄アグネスフライトが00年のダービー馬という超良血馬。
種牡馬入り後も昨年はリーディングサイアーに輝くなど、サンデーサイレンス後継種牡馬の中でも最良という評価を得て、今年の種付け料も1000万円とトップクラスだった。
-サンケイスポーツ-