26日、東京競馬場で行われた第44回フローラS(3歳牝、GII・芝2000m)は、内田博幸騎手騎乗の2番人気ディアジーナ(牝3、美浦・田村康仁厩舎)が、好位追走から直線で抜け出し、3番人気ワイドサファイアに2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分 02秒2(良)。さらにハナ差の3着に4番人気ハシッテホシーノが入った。1番人気ミクロコスモスは後方追走から伸びを欠き14着に敗退。なお、上位3頭にはオークス(GI)の優先出走権が与えられる。
勝ったディアジーナは、父メジロマックイーン、母アイネスターキン(その父ビショップボブ)という血統。昨年6月のデビューから3戦目で初勝利。今年1月の菜の花賞(500万下)で2勝目を挙げた後、クイーンC(GIII)で重賞初制覇。前走のフラワーC(GIII)は圧倒的1番人気(単勝1.5倍)に推されたが2着に敗れていた。通算成績10戦4勝(重賞2勝)。
鞍上の内田博幸騎手はサクセスブロッケンで制したフェブラリーS(GI)以来のJRA重賞制覇で今年3勝目、通算12勝目。管理する田村康仁調教師はディアジーナで制したクイーンC以来のJRA重賞制覇で今年2勝目、通算5勝目となった。
なお、内田博幸騎手、田村康仁調教師、馬主のディアレストともに、昨年のレッドアゲートに続くこのレース連覇となる。
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