札幌記念(23日)の1週前追い切りが12日、札幌、函館競馬場で行われた。凱旋門賞(10月4日、仏ロンシャン競馬場)を目指す牝馬クラシック2冠馬ブエナビスタ(牝3=松田博)がダートコースでキビキビとした動きを披露。3角付近からグッと加速し、直線で右ムチを見せるとしっかり反応。前にいた他厩舎の馬をインから抜き去り、力強くゴールへと飛び込んだ。タイムは6Fから80秒3〜65秒7〜50秒9〜38秒5〜12秒1(強め)。松田博師は「入厩してから落ち着いており、カイバ食いもいい。バタバタする必要はない。体もひと回り大きくなったようだ」と頼もしげに語った。
出国は9月20日で成田発。アムステルダム経由でフランス入りする。入厩先はボラックバデル厩舎。ミリアン・ボラックバデル師は00年ジャパンCに来日したレーヴドスカーを管理した女性調教師。なお、帯同馬は付けずに1頭で遠征する予定。
-スポーツニッポン-