2009年5月19日火曜日

ブエナビスタ「牝馬2冠」で凱旋門だ…24日オークス -馬皇競馬ニュース-


鉄板

▲▲今週の重賞買い目▲▲







 桜花賞馬ブエナビスタが、24日のオークス・G1(東京・芝2400メートル)で史上11頭目の「牝馬2冠」を目指す。次元の違う末脚で“桜”を制覇。陣営は、800メートルの距離延長に対しても自信をのぞかせる。この秋は、世界最高峰のG1・凱旋門賞への挑戦も視野に入れている大器。東京の直線で、さらに強烈なパフォーマンスを見せてくれそうだ。

 「絶景」の意味を持つ名前の通り、2冠への視界は良好だ。「不安は何もないよ。いつ使っても大丈夫なくらい」松田博調教師は、穏やかな表情でブエナビスタを見つめた。桜花賞を制した豪脚に、絶対的な信頼を置いている。

 桜花賞は、4コーナーを回っても、ほぼ最後方。並の馬には絶望的な位置だったが、そこから大外を回ってねじ伏せた。上がり3ハロンは、自身最速の33秒3。大一番で最大のパフォーマンスを発揮するあたりが、大物たるゆえんだ。「長い脚を使う。持って生まれたものだろうね。心肺機能には、けた外れのものがある」とトレーナーはうなった。

 一気に800メートル距離が延びる。だが、松田師に気にする様子は全くない。「桜花賞が一番危ないかなと思っていたからね。距離は長い方がいい」能力の違いは歴然。走れば走るほど差が開くという確信がある。主戦の安藤勝も見解は同じだ。「2400メートルはプラス。東京なら馬群がばらけるし、左回りも問題ない」と条件替わりを歓迎した。

 若い牝馬に特有な難しさも、この馬には皆無。「カイバ食いが落ちることは、ほとんどない。それに、左回りの方がいいんじゃないかな。兄2頭もサウスポーと思えるところがあったから」と山口厩務員は話す。兄アドマイヤジャパン、アドマイヤオーラは繊細な面が見えたが、その欠点を取り除き、長所だけを集結させたのが、この馬だ。

 桜花賞で半馬身差の2着だったレッドディザイアをはじめ、ライバルも着実に力を付けているが、こちらの進化も止まっていない。「レッドは強いよ。ただ、この馬も前にいる馬は必ず差してくれる。一戦一戦、ゲートが良くなっているように、学習能力がある」と山口厩務員。堂々と受けて立つ構えだ。

 「状態さえ変わらなければいい。この距離なら、内枠でも心配することはないと思っている」安藤も、自信に満ちあふれている。ダービー出走を望む声もあった大器は、すでに仏・凱旋門賞(10月4日、ロンシャン競馬場)への登録を済ませた。「(オークスで)勝ったら、行くという話にもなるんじゃないか」と松田師。3歳牝馬は、古馬の牡馬より5キロ軽い54・5キロで出走できる利がある。「行くなら、この条件だろう。今は、出るだけでいいという感じではないしな」世界制覇という壮大な夢のためにも、負けられない戦いだ。
-スポーツ報知-





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