《栗東》天皇賞・春を快勝した時と同様に栗東で調整中のマイネルキッツ(美・国枝、牡6)は坂路で一杯に追われて4ハロン52秒6−38秒4−12秒9。外アップカントリー(牡4、500万下)に1馬身遅れたが「もともと調教ではそれほど走らないし、遅れは気にならない。調子はいいが、距離はもうちょっと欲しい」と福田調教厩務員。2200メートルへの対応が課題になりそうだ。
同3着ドリームジャーニー(池江寿、牡5)はDWコース単走で6ハロン81秒4−65秒9−51秒8−38秒2−12秒4。「予定通り馬なりで。体質が強化して前走後の回復も早かった。折り合い面から今回の距離の方がいい」と池添騎手。
同12着モンテクリスエス(松田国、牡4)はDWで6ハロン80秒6−64秒9−51秒1−38秒7−12秒5(一杯に追う)で外ダブルティンパニー(牡7オープン)に2馬身半先着。「以前に乗った時よりも馬がしっかりしている」と安藤勝騎手。新潟大賞典4着アドマイヤフジ(橋田、牡7)は坂路単走で4ハロン52秒2−38秒1−12秒6(1ハロン追う)。昨年の3着馬で、金鯱賞6着インティライミ(佐々木晶、牡7)はDWで6ハロン82秒2−67秒1−52秒6−38秒9−12秒0を馬なり。金鯱賞5着スマートギア(佐山、牡4)は坂路単走で4ハロン53秒8−39秒0−12秒6(馬なり)。
エイシンラージヒル(中尾秀、牡7)、ヒラボクロイヤル(大久保龍、牡5)は福島テレビオープンに出走し、レース後の状態次第で連闘の可能性がある。
《美浦》スクリーンヒーロー(鹿戸雄、牡5)はデビューを待つ僚馬セイリオス(牡2)とWコースで併せて5ハロン72秒5、上がり41秒2−12秒8を馬なりでマーク。内のパートナーと併入した。「走る気が出てきてJCを勝った状態に近づいてきた」とリズミカルな動きに鹿戸師は明るい表情。
-サンケイスポーツ-