
7日、阪神競馬場で桜花賞トライアル(3着まで桜花賞優先出走権)の「第16回チューリップ賞」(GIII、芝1600メートル)が行われ、昨年の2歳女王で圧倒的1番人気に支持されたブエナビスタ(安藤勝己騎手騎乗)が直線で外から豪快に伸び、ゴール前で逃げるサクラミモザを楽にかわし快勝。クラシックに向け、死角のない走りを披露した。
ブエナビスタは、父スペシャルウィーク、母ビワハイジ、母の父カーリアン。牝3歳で、栗東・松田博資厩舎所属。重賞は08年阪神ジュべナイルFに続いて2勝目。半兄に京成杯1着、皐月賞3着、菊花賞2着のアドマイヤジャパン、弥生賞(GII)など重賞3勝のアドマイヤオーラ。
2着は逃げ粘ったサクラミモザ(牝3歳、美浦・畠山吉宏厩舎)、3着は最後の最後に追い込んだルージュバンブー(牝3歳、栗東・佐藤正雄厩舎)。ブエナビスタ、サクラミモザ、ルージュバンブーは桜花賞の優先出走権を獲得した。
-サンケイスポーツ-











