2009年3月4日水曜日

皇成“ミスター報知杯”へ第1歩 フィフスペトルとコンビ復活…報知杯弥生賞 -馬皇競馬ニュース-








 2年目を迎えた皇成が燃えている。フィフスペトルとの再コンビで、三浦が初めて第46回報知杯弥生賞・G2(8日、中山・芝2000メートル)に挑む。朝日杯FSでルメールに手綱を譲った悔しさをバネに、クラシックの扉をこじ開けるのか、注目の一戦だ。シンザン記念の覇者、アントニオバローズも大事な前哨戦に向け、着々と態勢を整えている。

 ルーキーイヤーに打ち立てた数々の記録をしるしたワッペンが、赤地の記念ジャンパーを埋め尽くす。三浦の左胸に陣取ったのは、「報知プロスポーツ大賞特別賞」受賞の勲章だ。「うれしい賞を頂きましたし、今回もいい騎乗をして、報知さんの冠レースで頑張りたいですね」

 リップサービスもあるだろうが、スポーツ報知の冠が付く弥生賞に意欲を見せるのには理由がある。コンビを組むフィフスペトルの手綱をデビューから執り続けながら、2歳王者を決める朝日杯FS(2着)だけはルメールに譲った。新人とはいえ、大一番での非情な采配。悔しくないはずがないからだ。

 これまで1600メートルまでしか経験はないが、今回は皐月賞と同じ舞台、距離(2000メートル)。結果によって、クラシック制覇が視界に入ってくる。「(皐月賞の)騎乗経験がないのでイメージは沸きませんが、大事なレースなのは分かっている」

 フィフスペトル自身も、スケールアップしている。朝日杯FS後にひと息入れたことで、見た目にも体高が伸び、均整の取れた体形に変わってきた。「以前より折り合いが付くようになったけど、折り合いがポイントに変わりない。ただ、馬がひと回り成長したし、精神面も以前とは違う」皇成の期待は膨らむばかりだ。

 プライベートでも、世界を広げている。「あれ(報知プロスポーツ大賞表彰式)から何回も連絡を取っている」プロボクサーの長谷川穂積から、12日に神戸で行われるWBC世界バンタム級タイトルマッチの招待を受けた。

 公私ともに充実している2年目。3日からは調教のヘルメットの色も、新人が着ける黄色から青色に変わった。「他の騎手と同じ青帽(ヘルメット)になると、かえって目立たない。調教から目立って行きたい」とあくまで意欲的な19歳。今年は弥生賞男の武豊(6勝)が不在。フィフスペトルを勝利に導き、“新弥生賞男”の道を歩み始めるつもりだ。
-スポーツ報知-



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