
「札幌記念・G2」(23日、札幌)
函館記念6着のマンハッタンスカイは函館Wで追われ、3F39秒0-12秒0のタイムをマークした。強敵がそろったG2を前にしては軽過ぎるかとも思える内容ながら、浅見助手は「16日にしっかりやっている(函館Wで5F68秒1-12秒4)し、これで十分。順調だよ」と満足顔。予定通りの調整を強調していた。
巴賞Vから臨んだ前走は3番人気に支持されたが、しぶとさを最大の武器とするこの馬には不向きな瞬発力を要求される流れに。「展開が向かなかった。あの形では厳しい」。それでも着差は0秒5差。敗因がはっきりしているだけに悲観の色は見られない。「今回のメンバーでも、自分の形に持ち込めればチャンスはあるよ」と意気込む。
現在、ホッカイドウ競馬で騎乗している吉田稔と新コンビを結成。「違った“味”が出てくれれば」と名古屋の名手の腕に期待を寄せる。重賞での3度の連対は6、11、7番人気の穴メーカーがG1馬に挑戦状をたたきつける。
-デイリースポーツ-












