
京都記念・G2(21日、京都・芝2200メートル)で重賞連勝を狙うサクラメガワンダーは18日、栗東トレセンの坂路を軽快に駆け上がった。福永を背に、4ハロン52秒5。「少し時計が速くなったが、今までの休み明けの中では雰囲気が一番いい」と主戦は納得の表情。先週(12日)も坂路で51秒1の好時計をマークしており、2か月半ぶりの実戦でも仕上がりは万全だ。
前走の鳴尾記念は格の違いを見せつけ、2着馬を3馬身も突き放す圧勝劇を演じた。「それまで強い相手と戦ってきていたからね」と福永。昨年は宝塚記念4着、天皇賞・秋6着と、G1で差のない競馬をしてきた馬だけに、今年にかける期待は大きい。
陣営は、今春の海外遠征を目標に置く。「選ばれたら、ぜひ香港へ」と友道調教師。福永も「今の状態なら確実に走れる。ここで好走して香港に行けたらいいと思っている」と力を込めた。クイーンエリザベス2世カップ(4月26日、シャティン競馬場)に向け、負けられない戦いになりそうだ。
-スポーツ報知-







