
船橋の川島正太郎騎手(18)=川島正行厩舎=が、プロキオンSにディープサマーとのコンビで出走し、JRAに初参戦する。8日は船橋競馬場での最終追い切りに騎乗し、単走で5ハロン63秒6、終い11秒6。「肩ムチを入れた時の反応も良かったし、変わらずいい状態」と上々の感触だ。
川島は川島正師の四男で、昨年5月のデビューから12月までで32勝。重賞2勝を挙げてNAR優秀新人騎手賞を受賞した公営のホープ。JRAの三浦皇成騎手とはデビュー年が同じで親交がある。JRA初騎乗については「(戸崎)圭太さんからは『仕掛けのタイミングなど、こっち(地方)の競馬の感覚で乗ってはダメだ』とアドバイスをもらいました。関係者やファンの期待に応えられるよう頑張りたい」と言葉に力を込めた。
ディープは南関東での重賞初制覇を飾った際の騎乗馬で、日頃から調教の手綱も取っている思い入れの深い1頭。「直線の長い右回りは向いている」と上位進出に意欲を見せている。
-サンケイスポーツ-












