
ダート1400メートルのプロキオンS・G3(12日、阪神)で、トーホウドルチェが重賞初挑戦Vを狙っている。
『夏は牝馬』の格言通りに調子を上げてきた。前走は同じ阪神1400メートルを1分23秒0の好時計で快勝。後続を2馬身も突き放す圧勝劇に、田島良調教師は本格化を確信した。「カイバ食いが良くなり、どっしりとして落ち着きも出てきた。今がピークの状態。時計の比較なら通用する」
札幌で騎乗する岩田に替わって手綱を執る和田は「ゲートがとにかく速い馬。力も通用すると思う。チャンスはある」と期待を膨らませた。5日のレースで降着となり、騎乗停止処分を受けたが、幸いに裁定は実効1日。6月21日のマーメイドSは、コスモプラチナで重賞V。先週も4勝を挙げた“夏男”の勢いはまだ止まりそうもない。
-スポーツ報知-












