2009年1月27日火曜日

ディープスカイ凱旋門賞!…春は大阪杯→安田→宝塚 -馬皇競馬ニュース-








 JRAは26日、都内のホテルで2008年度のJRA賞授賞式を行った。最優秀3歳牡馬を受賞したディープスカイを管理する昆貢調教師は今JRA賞授賞式秋、世界最高峰のG1・凱旋門賞(仏ロンシャン競馬場=10月4日)への挑戦プランを明かした。春は大阪杯から始動し、安田記念、宝塚記念の国内G1取りに専念する。

 “お楽しみ”は秋の凱旋門賞まで取っておく−。最優秀3歳牡馬に輝いたディープスカイは、春は国内に専念。まずは、凱旋門賞に向けて、国内NO1の地位を確実なものとすることを決めた。

 今年は大阪杯(4月5日、阪神)で始動するが、その後は、昨年“変則2冠”を達成したNHKマイルC→ダービーのイメージで連勝を狙う。「安田記念(6月7日、東京)から宝塚記念(6月28日、阪神)へ向かいたいと思っています。そこでどんな競馬をするか。目標をクリアして、初めて海外へ行けると思いますから」と昆調教師。2つの勲章を携えて、海外に羽ばたくつもりだ。

 その思いは、深見敏男オーナーも同じ。「ダイワスカーレットとウオッカが海外に行っている間に、まずは活躍してもらいましょう」。冗談を交えながら、表彰式の壇上で言い切った。先日登録が締め切られたドバイWCデーには目も向けなかったのも、「まずは国内で地固めをしてから」の気持ちの表れだったと言えるだろう。

 そのぶん、秋は長期滞在での海外転戦を考えている。「宝塚が終わってからでも、準備は遅くないと思う。凱旋門賞という大目標を掲げて、何戦かする予定はあります」とトレーナー。過去に“一発勝負 ”で挑み、厚い壁に跳ね返された欧州最強馬決定戦、凱旋門賞に向け、同じ失敗を繰り返したくない気持ちは強い。

 すでに栗東トレセンに入厩し、準備は万端だ。「2月に入ったら、徐々に調教を進めていきたいと思う」と昆師。世界の強豪たちとの対決を夢見ながら、まずは好スタートを決める。

 ◆皇成「平常心」 ○…最多勝利新人騎手部門で、04年の藤岡佑以来4年ぶりの受賞に輝いた三浦は「いい1年になりました」と笑顔で受賞の喜びに浸っていた。

 インタビュアーに今年の目標を聞かれると、「昨年の勢いに乗っていこうと思った矢先に、通算100勝まであと1勝のところで、騎乗停止になってしまった。平常心で焦らないように、いい結果を残したい」と語った。

 また、VTRでは「オメガ」の冠名でおなじみの原禮子オーナーからお祝いのメッセージ。電車に乗っていた際、小学5年の三浦少年が孫のために席を譲ってくれた8年前のエピソードを紹介しながら、受賞を喜んでいた。

-スポーツ報知-







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