関東馬がいないフェブラリーＳに待ったをかけたのは藤沢和雄調教師だった。ＡＪＣＣで５着に敗れ、次走は京都記念（２月２１日、京都、ＧＩＩ、芝２２００メートル）を予定していたキングストレイル（牡７）がフェブラリーＳ（２月２２日、東京、ＧＩ、ダ１６００メートル）に北村宏騎手で参戦するプランがあることが分かった。
「賞金的に出られそうなので、（京都記念と）両にらみですが出走の可能性はあります」と葛西調教助手も出走に前向きだ。東京競馬場のＧＩに関東馬が出走しない状況は免れそうだ。
鞍上予定の北村宏司騎手（２８）＝美・藤沢和＝は昨年５月に落馬した際、骨折した左前腕部のプレート除去手術のため休養しているが、来週から調教騎乗を再開し、２月１４日からの東京競馬３週目で実戦に復帰する。
また、椎間板ヘルニアの手術を受けた柴田善臣騎手（４２）＝美・フリー＝は、再来週にも調教に騎乗し、早ければ２月１５日に実戦復帰の予定。
-サンケイスポーツ-
