
競馬の第14回NHKマイルカップ(GI)は10日、東京競馬場の芝1600メートルコースで行われる。3歳のマイル王決定戦は混戦模様。有力馬には死角もあり、伏兵の台頭もあり得る。
人気を集めそうなのが外国産馬のブレイクランアウト。2月に同じ東京コースでGIIIを勝ち重賞初制覇を果たすと、以降は休養して今回に備えた。休み明けで臨むステップは陣営の判断だが、レースをこなして力を付けてきた他馬との比較でマイナスに作用する可能性もある。
レッドスパーダは、スプリング・ステークスで後に皐月(さつき)賞を制したアンライバルドに0秒1差の2着。だが、レース後に熱を出した影響が懸念される。
毎日杯を制したアイアンルックは豪快な追い込みが東京コース向き。皐月賞で7着に終わったフィフスペトルやサンカルロは、マイルの距離が合う。桜花賞4着の牝馬ワンカラットも食い込む余地はある。
-時事通信-










