
ミッキーパンプキンというメルヘンタッチの名前に牝馬と勘違いしてしまったファンも多いはず。そして見た目までもが勘違いを生む。今井助手は「今でも牝馬に間違えられる。小さいので」。だからといってきゃしゃな馬体を想像してもらっては困る。続きはこうだ。「今は前と比べものにならないほどカイバ食いがいい。体に幅も出てきた。バリバリ乗り込んで、見ての通り、いい体つき」
中間はダートのEコースで調整。1周2200メートル、幅30メートルという栗東最大のコースで乗り込まれている。この中間、リングバミにチェンジ。効果は絶大だった。「折り合って、力みなく走れている。ちょっとしたことで馬って変わるんですね」と今井助手。ここまではレースでも掛かり気味に進める先行脚質。それが魔法をかけられたかのように大変身。折り合えば東京マイルでも…の期待がかかる。「ゲートは速くないし、折り合いが付くならハナにはこだわらない。どんな競馬になるか、岩田さんのひらめきに任せます」と名手に一任の構えだ。
-スポーツニッポン-










