
3日の天皇賞・春を制したマイネルキッツ(牡6歳、美浦・国枝厩舎)は、激闘から一夜明けた4日、滞在している栗東トレセンの出張馬房で静養した。
レース後も食欲はおう盛。福田調教厩務員から人参をもらうと、おいしそうにほおばった。「4コーナーでいい手応えだったので、ひょっとしたらと思った。ゴール前は、かなり叫んでいたみたい。あまり覚えてないです」と福田調教厩務員は、興奮さめやらぬ様子だ。
国枝厩舎は、10年ほど前から“栗東留学”を取り入れ、初めて関西のG1を制した。「マツリダゴッホやダノンベルベールは結果が出なかったが、最後に勝てて良かった。お世話になった栗東の関係者に感謝したい」。5日に美浦へ向け出発。次は、宝塚記念(6月28日、阪神)が目標となるが、今回と同様に栗東に入る予定だ。
-スポーツ報知-










