
22日早朝の栗東トレセンは、前日夜から同日未明にかけて総雨量72.5ミリを記録する大雨に見舞われた。坂路コースは、スタートから400メートル地点にかけてのウッドチップが馬場の外側へ流れてしまう事態となり、安全な調教ができないと判断され、閉鎖となった。
坂路の閉鎖は08年2月24日(積雪のため)以来だが、雨による閉鎖は坂路が開設された85年以来初めて。なお、同日中に修復作業が行われ、23日から通常通りに馬場は開放される見通し。
管理馬の多くを坂路で調整させている橋口調教師は「雪や台風ならともかく、雨でこんなことになったのは記憶にないなあ。きょうはEコースを使って調教をしたけど、大変だよ」と話した。
-サンケイスポーツ-












