
中山のマイル戦、第41回ダービー卿チャレンジT・G3(4日)で、ショウワモダンが重賞初制覇を狙っている。同じコース、距離で行われた前走の東風Sは、早々と先頭に立って後続を3馬身半も突き放す横綱相撲。初めてオープンの特別戦に勝利した。
得意の不良馬場が味方したのはもちろんだが、それだけではない。「冬場の方がいいようだ。昨秋の休養明け以降は、体調がずっといい。馬も充実している」と杉浦調教師。普段から調教で騎乗しているだけに、状態は手に取るように分かっている。
蛯名とは3度目のコンビ。過去2回は〈6〉〈13〉着と結果を残していないが、杉浦師は「当時は馬の調子が悪過ぎたからね。乗り方としては、合っていると思う」と気にしていない。「一発を狙う以上に楽しみ」という言葉には、ダークホースで終わらないという自信が見え隠れしていた。
-スポーツ報知-












