2009年2月27日金曜日

【阪急杯】グレインが鋭い伸び披露 -馬皇競馬ニュース-








「阪急杯・G3」(3月1日、阪神)
 併走パートナーを子供扱いにした。マイルCS以来3カ月ぶりとなるファイングレインが、栗東DWで鋭い伸びを披露して1秒1の先着。手綱を取った主戦・幸も納得のフットワークで、久々でも好仕上がりをアピールした。ポン駆け実績はないが、早めに帰厩させ、ケイコを積んできた今回は、これまでの休み明けとは攻め過程が違う。前哨戦で勢いをつけ、高松宮記念の連覇を目指す。
  ◇  ◇
 前肢で豪快にかき込み、後肢で鋭く蹴り上げる。厳しい馬場状態もG1馬の足かせにはならない。ファイングレインは栗東DWでロングベネフィット(8歳1600万下)と併せ馬。一杯に追われた直線はパートナーを置き去りにして、力強くはじけた。時計は5F69秒0-40秒8-12秒8。ラスト1Fの12秒8は、2歳王者セイウンワンダーと並んで木曜の最速だった。
 よほど手応えが良かったのだろう。またがった幸も白い歯をのぞかせた。「最後は1頭になって気を抜いたけど、良かったですよ。攻めでそんなに動く馬じゃないけど、息の入りも良かったし、具合も良さそう」と仕上がりに胸を張る。
 昨春は3連勝で高松宮記念を制したが、スプリントG1完全制圧を狙った秋は未勝利に。スプリンターズSで10着に敗れ、ドン底も味わった。「秋はトモの蹴っぱりが良くなかった。今はトモの具合もいい」。今季は違う。背中から伝わる感触に力強くうなずいた。
 放牧先から帰厩したのが1月7日。その背にまたがってきた影山助手も納得の表情を見せる。「これまでの休み明けのなかでは今回が一番いい。いつもは1カ月ぐらいで競馬だったけど、今回は調教時間を長くとったからね」。丹念に乗り込んで、仕上げを施した。「セントウルSもスプリンターズSも体調は物足りなかったから。今回の方が数段いい」と言い切る。
 格は一枚も二枚も上と言えるが、59キロが壁として立ちはだかる。幸も「かなりのハンデ」と表情を曇らせるが、鞍上と仕上げ人の思いは「具合の良さで克服してくれないかな」で一致する。高松宮記念連覇へ-。最高の仕上げで挑む前哨戦を勝ち、大一番に弾みをつける。
-サンケイスポーツ-



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