
15日、中山競馬場で「第27回中山牝馬S」(GIII、芝1800メートル)が行われ、横山典弘騎手騎乗で4番人気のキストゥヘヴン(牝6歳、美浦・戸田博文厩舎)が内ラチからスルスルと抜け出し、1分49秒1(稍重)で快勝。引退レースを飾った。
鞍上の横山典弘騎手は1日の中山記念(カンパニー)、7日のオーシャンS(アーバニティ)、8日の弥生賞(ロジユニヴァース)に続いて、自身初の騎乗機会4連続重賞制覇となった。
キストゥヘヴンは、父アドマイヤベガ、母ロングバージン、母の父ノーザンテースト。牝6歳で美浦・戸田博文厩舎所属。通算27戦5勝。重賞は06年フラワーC(GIII)、06年桜花賞(GI)、08年京成杯オータムH(GIII)に続いて4勝目。
なお、桜花賞馬の6歳時の重賞Vは、2000年に京都金杯(GIII)を制したキョウエイマーチ以来2頭目。
2着は後藤浩輝騎手騎乗の15番人気ピンクカメオ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)、3着は三浦皇成騎手騎乗で11番人気のダンスオールナイト(牝6歳、美浦・加藤征弘厩舎)で3連単は139万4370円の大波乱となった。安藤勝己騎手騎乗で1番人気のザレマ(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎)は4着に終わった。
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