
ドバイWC(G1、ダート2000メートル、28日=ナドアルシバ)で、日本馬初制覇を目指すカジノドライヴ(牡4、藤沢和)が16日午後7時9分、成田空港から出国した。
馬運車を降りて“個室”のケージに移る際も、物見をすることなくスムーズに移動。今回が3度目のフライトということもあり慣れた様子だった。他国上空を通過するための申請が下りず、当初の予定から9時間遅れとなったが、同行する葛西助手は「早めに分かっていたから、今朝も普通に調教してきた。輸送も慣れているし、とにかく普通に競馬まで行ってくれれば」と期待した。
またゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200メートル)に出走のバンブーエール(牡6、栗東・安達)も同じ便で出発。森崎助手は「多少ケージを蹴っているが、落ち着いている方だと思う。直前まで出発時間が決まらず海外競馬の難しさを感じたが、輸送が無事に行けば」と話した。
-日刊スポーツ-













