
「宝塚記念・G1」(28日・阪神)
しっかりとした脚取りが好調を物語る。ディープスカイは17日、 1週前追い切りを行い、開門直後の栗東坂路を軽やかに駆け上がった。残り2FでGOサインを受けると俊敏に加速。4F53秒0-38秒4-12秒3を記録した。
安田記念からちょうど10日が経過。調整は順調に進む。四位は「変な疲れは感じられなかった。時計うんぬんより感覚を大事にした方がいい。気分良さそうに走っていたし、1回使って普段もピリッとしてきたと聞いている」と納得の表情だ。
昆師はこん身の仕上げを約束した。安田記念は馬体重が14キロ増。「太くはないにしても、少し重苦しさはあったかな。今回はそのへんに気をつけて、きっちりと体をつくりたい」。前走で敗れたウオッカに対するリベンジの思いは強く「出てくるなら、すっきりと勝ちたい」と闘志を燃やす。
「勝って、なおかつ強いパフォーマンスを見せてくれたらオーナーにもう1度話そうと思う」。今回の結果と内容次第で仏G1・凱旋門賞(10月4日・ロンシャン)挑戦の夢も大きく広がっていく。
-デイリースポーツ-












