
20日、阪神競馬場で今年最初のメイクデビュー(新馬戦)が行われ、武豊騎手騎乗で圧倒的1番人気に支持されたエーシンダックマン(牡2歳、栗東・坂口正則厩舎)が1分9秒7(芝1200メートル)で圧勝。09年、JRA2歳馬の一番星となった。
エーシンダックマンは、父サクラバクシンオー、母エイシンチタニア、母の父スピニングワールド。母の半兄にニュージーランドT(GII)を勝ち、NHKマイルC(GI)2着のエイシンツルギザンがいる血統。
また、このレースの10分後には福島競馬場でもメイクデビュー(5R)が行われ、田辺裕信騎手騎乗で10番人気のリネンパズル(牝2歳、美浦・南田美知雄厩舎)が57秒9でデビュー戦を飾った。なお、後藤浩輝騎手騎乗のグリーンウィズダム、吉田豊騎手騎乗のブラックジョークが落馬、競走を中止した。
リネンパズルは、父パラダイスクリーク、母アルテミスターキン、母の父ジョリーズヘイローで、近親には天皇賞・秋を勝ったレッツゴーターキン、今年のクイーンC、サンスポ賞フローラSを勝ったディアジーナがいる。
さらにその10分後、札幌競馬場でもメイクデビュー。ここは新種牡馬アドマイヤマックスの産駒、コスモソルスティス(牡2歳、栗東・中尾秀正厩舎)がゴール前で脚を伸ばし差し切りV。タイムは57秒6。アドマイヤマックスが今年の新種牡馬初勝利となった。
-デイリースポーツ-












