
東では、福島シリーズが始まる。開幕週のメーンは、福島テレビオープン(21日、芝1800メートル)。4週目に控える七夕賞・G3(7月12日)のステップレースだ。
一昨年の青葉賞の勝ち馬で、クラシックに駒を進めたヒラボクロイヤルが復調気配だ。1年2か月の長期休養からカムバックして2戦を消化。前走の福島民報杯では、レコード決着の6着だったが、2着とは0秒3差。内容は悪くなかった。本来の走りがよみがえれば、チャンスは十分だ。
福島巧者のアルコセニョーラ、昨年のニュージーランドTの覇者サトノプログレスといった実績馬は、現状では賞金順で除外対象だが、出走がかなえば目が離せない存在になる。
◆福島競馬場 1周の距離は、芝コースが1600メートル(Aコース使用時)、ダートコースは1445メートル。直線は、それぞれ292メートル、296メートルで、高低差は1.8メートル、2.1メートル。平坦小回りで直線が短い、典型的なローカル競馬場のレイアウトだ。コース形態上は先行馬に有利だが、芝の根付きが悪く、馬場が荒れやすいので、開催後半は追い込みが決まることも。今開催の芝コースは、前半4日がAコース、後半4日はBコース(Aコースから2メートル外側に柵を設置)を使用する。
-スポーツ報知-












