
◆京王杯SC追い切り(13日) 京王杯スプリングC・G2(16日、東京)の有力候補ファリダットは13日、昨年11月のスワンS以来、半年ぶりに武豊が騎乗してDウッドチップコースを単走で追われた。前半からスムーズに折り合って、直線に向くまで脚を温存。馬なりのまま、ラスト1ハロン12秒5(6ハロン84秒3)。パワフルな動きを見せた。
「久しぶりに乗ったが、動きはいい。落ち着きがあって、スムーズだった。以前は少しペースを上げたらドーンと行ってしまったが、今日は徐々にペースアップしていけた」武豊は、精神面が成長した4歳馬に目を細めた。
G1級の素質を持ちながら、タイトルにはまだ手が届いていない。「かみ合えばすごい能力がある。東京の1400メートルはベスト。競馬は難しい馬だが、勝ちたいところだね」と武豊。後方からの競馬で磨かれてきた瞬発力が、府中の長い直線で生きるか。
-スポーツ報知-










