
◆オークス1週前追い切り(13日) オークス(24日、東京)の1週前追い切りが13日、東西トレセンで行われた。
桜花賞馬ブエナビスタは、Dウッドチップコースでカルカソンヌ(3歳500万)と併せ馬。実戦と同じように追走からパートナーにスッと取りつき、内から一気に抜き去った。いつもと変わらない一連の動作は、実にスムーズ。ラスト1ハロン11秒7は、高い素質の成せる業だ。
最後は大きく突き放すのではなく、1馬身ほど先に出ただけ。それでも松田博調教師の自信は揺るがない。「抜け出すと遊ぶ面があるからな。今週、使っても大丈夫なくらいだ」ほぼ最後方から直線でライバルをごぼう抜き。改めて存在感を見せつけた桜の舞台から約1か月。何も変わらない姿が確認できればそれで十分だった。
今回は一気の距離延長、初の長距離輸送と未知の面も多いが、トレーナーは余裕の表情。「距離に関しては、長くなればと思っていたし、不安は何もない」その先に見据えているのは牝馬2冠だけ。絶対女王が再び強さを見せる瞬間は、もうすぐやってくる。
-スポーツニッポン-










