
28日、阪神競馬場で「第50回宝塚記念」(GI、芝2200メートル)が行われ、池添謙一騎乗で2番人気のドリームジャーニー(牡5歳、鹿・池江泰寿厩舎)が直線で抜け出し、2分11秒3(良)で快勝。06年の朝日杯フューチュリティステークス以来GI2勝目を挙げた。1番人気のディープスカイ(牡4歳、栗東・昆貢厩舎)はゴール前で外から追いこんだが、届かず3着に敗れた。2着は3番人気サクラメガワンダー(牡6歳、鹿・友道康夫厩舎)。
レースはコスモバルクが単騎で逃げ、ディープスカイは中段後ろの外目に陣取る。3角を過ぎて後続との差があっという間に無くなり、スクリーンヒーローやサクラが先頭に並びかける。直線、ディープも追い出しに掛かるが反応が鈍く、後方に陣取ったドリームジャーニーがその外から一気に先頭に立って突き抜けた。2着争いは叩きあいの末にサクラがディープを何とかクビ差押さえ込んだ。
ドリームジャーニーは父ステイゴールド、母はオリエンタルアート、母の父メジロマックイーン。通算21戦8勝で、重賞は6勝目。
-サンケイスポーツ-












