
宝塚記念で2年7カ月ぶりのGI制覇を達成したドリームジャーニー(栗・池江寿、牡5)は一夜明けた29日朝、栗東トレセンの馬房で激闘の疲れを癒やした。
「3角を回る時に勝ったと思って、そこからズッと泣いていました。昨年からここが一番の目標でしたし、小さい馬でもやれることを証明できて嬉しい。本当に最高の気分です」と担当の山下調教助手は感激に浸っていた。
今後は放牧でひと息入れて秋に備える予定。始動戦は未定だが、天皇賞・秋(11月1日、東京、GI、芝2000メートル)から香港国際招待レース(12月13日、シャティン、GI)のカップ(芝2000メートル)かヴァーズ(芝2400メートル)が視野に入っている。「まだ1つ上の力があるかもしれない。次は同年齢の最強牝馬をやっつけて、本当の日本一を獲りたい」と山下助手は、来るべきウオッカとの対決を心持ちにしていた。
-サンケイスポーツ-












