
「灘S」(4日、阪神10R)
カネトシコウショウは栗東坂路を気合十分に駆け上がった。力強い脚さばき。「叩いたことで、反応は良くなった。馬が走りたくて仕方がない感じ」と村山師。休み明け2走目で状態は確実にアップしている。古馬と初対戦だが「どんな競馬でもできるし、(次走に予定する)レパードSにつながる競馬をしてくれれば」と楽しみにした。
ナムラハンターはCWを流した。今回は降級戦になるが、松永昌師は「ハンデはちょっと見込まれたかな」とトップハンデを気にした。状態は上昇ムード。「前走はもう1本、調教がほしいくらいだった。今回はだいぶいいよ」と上積みを感じ取っていた。
同じくトップハンデのポーカーフェイスは坂路で調整。牧田助手は「前走後も変わらず順調。展開の助けもいるが、力はあるし、阪神も実績はある。ハンデは仕方がないし、克服してくれないと、上のクラスに行ってもね」と期待は大きい。
アンダーカウンターは角馬場での調整。「前走はレース前から馬っ気を出していた。レース後の回復も早かったし、調教の動きも良かった。距離は少し長いかもしれないが、守備範囲だと思う。あとは能力を出し切れるかどうか」と白倉助手は巻き返しを狙っていた。
ハードシーキングは坂路からCW。キビキビとした走りで好調キープの様子。「以前は気の悪い面があったが、だいぶ安定してきた。力を出せる状態にある」と西橋師も手応えをつかんでいた。
-デイリースポーツ-












