
◆函館スプリントS追い切り(2日) モルトグランデが意欲の北上で初の重賞制覇を狙っている。6月30日に札幌に入ったばかりだが、長距離輸送による疲労も見せず気配は上々だ。
28日に、美浦の坂路で49秒9−11秒6。実質的な最終追い切りを済ませてきただけに、この日は厩舎周りの運動だけ。「使っているので、そんなにやらなくていい。無事に輸送をクリアできた。札幌は涼しくて良かった」と久保田調教師。
オープン入り後の4戦は、シルクロードS3着が最高の成績だが、勝ち馬からすべて0秒5差以内だ。「崩れず相手なりに走っている。きっかけひとつでチャンスはある」と指揮官。今回は横山典にスイッチしてきた。「癖がない馬なので、初めてでも問題ない。いろいろ引き出してもらいたい」。善戦ホースが、ダービージョッキーの手腕で変身するか。
-スポーツ報知-












