
19日、中山競馬場で「第69回皐月賞」(GI、芝2000メートル)が行われ、岩田康誠騎手騎乗で3番人気のアンライバルド(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が直線、一瞬で抜け出し1分58秒7(良)で完勝した。
2005年のディープインパクト以来、4年ぶりに無敗Vを目指した1番人気ロジユニヴァース(牡3歳、美浦・萩原清厩舎)、きさらぎ賞馬リーチザクラウン(牡3歳、栗東・橋口弘次郎厩舎)は直線でも追って伸びず、ともに掲示板にも載れなかった。
アンライバルドは、父ネオユニヴァース、母バレークイーン、母の父サドラーズウェルズ。牡3歳で栗東・友道康夫厩舎所属。通算5戦4勝。重賞はGIIスプリングSに続いて2勝目。
半兄には1996年に3戦無敗で日本ダービー(GI)を制したフサイチコンコルド、京成杯(GIII)を勝ったボーンキング。半姉には府中牝馬S(GIII)2着のグレースアドマイヤ。近親に皐月賞(GI)を制したヴィクトリー、阪神大賞典などGII3勝のリンカーン、函館2歳S(GIII)を勝ったアンブロワーズなどがいる。バレークイーン産駒はフサイチコンコルド、アンライバルドで「兄弟クラシック制覇」を達成した。
2着は桜花賞馬キョウエイマーチの子トライアンフマーチ、3着は昨年の2歳王者セイウンワンダー。
-サンケイスポーツ-










