
昨年のダービー馬ディープスカイ(牡4歳、栗東・昆)が、春のG1連勝を前提条件として仏G1・凱旋門賞(10月4日・ロンシャン)に挑戦することになった。昆師が24日、明らかにした。
ハードルは高く設定した。同師は「夢を実現するには2つ。安田記念(6月7日・東京)と宝塚記念(6月28日・阪神)。両方を勝たないと凱旋門賞には使わない」とした。ひとつでも負ければ遠征を断念する方針だ。「“日本に敵なし”と言われて行かないと意味がない。ただ使うんじゃない。勝ちに行くんだから」と力を込めた。
近日中に第1回登録(5月6日締め切り)を行う予定。前哨戦としてムーランドロンシャン賞(9月8日・仏)を使うプランも浮上している。「(国内の)2つのG1は取りこぼせないし、取りこぼさない。勝って世界にアピールしたい」。世界戦に向かう第1歩を本格的に進むことになる。
-デイリースポーツ-










