
◆第40回マイラーズC・G2(18日、阪神競馬場、芝1600メートル、良) 10頭によって争われ、1番人気のスーパーホーネット(藤岡佑)が直線差し切って快勝。昨年12月の香港遠征以来の実戦だったが、見事に重賞4勝目をマークした。2着は、昨年の覇者カンパニー、3着にはスマイルジャックが入った。
G2では力が違った。最後の直線。スーパーホーネットは、一完歩ごとに四肢の回転速度を上げ、坂上で抜け出した。
内容にも収穫はあった。ここ2走は後方から進めたが、この日は中団を追走。危なげない競馬だった。「意識した位置取り。休み明けなので反応はいつもより鈍かったが、ステップとしてはいいレース」と藤岡佑。大目標の安田記念(6月7日、東京)へ向け、最高のスタートとなった。
「ダービー馬(ウオッカ、ディープスカイ)が参戦を表明しているが、有力馬の一角としていいレースを見せられる。今年こその思いです」藤岡は悲願のGI制覇へ力を込めた。
◆スーパーホーネット 父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ(父エルセニョール)。牡6歳の鹿毛。戦績26戦10勝(内海外1戦0勝)。主な勝ち鞍 07年スワンS、08年京王杯スプリングC、毎日王冠。総収得賞金5億192万1800円(内海外761万3800円)。生産者・北海道浦河町のガーベラパークスタッド。馬主・田島政光氏。栗東・矢作芳人厩舎所属。
-スポーツ報知-










