
今週から春の東京開催がスタート。開幕週のメーンは、オークストライアルのサンスポ賞フローラSだ。注目の1頭がハシッテホシーノ。タレントのほしのあきが名付け親という話題性もさることながら、桜花賞に見向きもせず芝の長丁場に照準を合わせてきた。「いい意味で変わっていないのがいいですね。追い切りの反応が良かったし、だいぶピリッとしてきました」と松岡騎手も好感触。東京2000メートル、2400メートルで2勝を挙げている実績は評価できる。
桜花賞を回避したのはディアジーナも同様だ。クイーンCを勝ち、フラワーC2着と実績は最上位。賞金的に余裕があるとはいえ、距離が延びていいタイプだけに、好勝負の可能性は高い。
桜花賞に出走できなかったミクロコスモスや、1勝馬ながら潜在能力の高いワイドサファイアなどの関西勢、ラークキャロルやアイアムネオ、リュシオルなど権利獲得に意欲を見せる伏兵陣も多く、新緑の東京は3歳牝馬たちの熱い戦いが繰り広げられそうだ。
-サンケイスポーツ-










