
17日、東京競馬場で「第4回ヴィクトリアマイル」(GI、芝1600メートル)が行われ、ウオッカ(牝5歳、栗東・角居勝彦厩舎)が7馬身差で圧勝。鞍上の武豊騎手はデビュー2年目の1988年から22年連続のGI制覇を達成した。
武豊騎手はデビュー2年目の88年にスーパークリークで菊花賞を勝ちGI初制覇。その後もオグリキャップ、メジロマックイーン、エアグルーヴ、クロフネなど数々の名馬でJRA・GI63勝を挙げている。
なかなか勝てなかった日本ダービーも98年にスペシャルウィークで制し、念願の“ダービー・ジョッキー”の仲間入りを果たした。さらに翌年もアドマイヤベガで連覇を達成。そしてタニノギムレット、ディープインパクトでも勝利しており、前代未聞の日本ダービー4勝ジョッキーとなった。
ディープインパクトでは皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制し「3冠」。凱旋門賞にも挑戦し、日本中に“ディープ・ブーム”を巻き起こした。
ちなみに今回の勝利でJRAの牝馬限定GI6レースを完全制覇。ヴィクトリアマイルで過去に3回騎乗し2度の2着があったが、4度目のチャレンジで初優勝を飾った。
-サンケイスポーツ-










