
◆ダービー1週前追い切り(21日) 来週のダービー(31日、東京)に出走するアントニオバローズが21日、栗東のDウッドチップコースで1週前追い切りを行った。
単走でテンから勢いよく加速したが、最後までスピードは衰えない。6ハロン78秒1は、水曜、木曜を通じての一番時計。ラストの1ハロンも12秒3と鋭い伸びを見せた。プリンシパルS(2着)から中2週での出走となるが、疲れを感じさせない動きで万全をアピールした。
手綱を執った角田は「やればいくらでも時計の出る馬。前走の状態を維持、もしくはプラスと見てもらっていい」と好感触。「時計は予定通り。レース間隔は短いが、この動きなら大丈夫」と武田調教師も期待十分だ。皐月賞は、出走取消明け、美浦経由の輸送などで、力を出し切れず9着に終わった。状態は、今回の方が断然上。着実に上向いてきた重賞ウイナーが、不気味な存在になってきた。
-スポーツ報知-










