
◆CBC賞追い切り(11日) スピニングノアールは、いつも通りDウッドチップコースの5ハロンから追い切った。目立つ時計を出すタイムではないが、動きは躍動感たっぷり。5ハロン67秒4、ラストは左ステッキで気合をつけて12秒8をマークした。前傾姿勢で駆け抜け、時計以上に伸びは鋭かった。
「オーバーワークにならない程度にやったが、道中の行きっぷり、息遣いともに良かった。休み明け3走目で、一番いいんじゃないかな」と手綱を執った中川助手。テレビ愛知オープン(3着)からの上積みをアピールした。
昨年は、スリープレスナイトの2着。8歳になったが、中川助手は「去年と比べて衰えはない」と言う。ハンデも同じ55キロなら、チャンスは十分ある。
1年前のレース、そして前走と上位へ導いた福永の手綱も心強い。「ユーイチ君(福永)が乗ると、中団あたりで競馬ができるし、合っている。今回が最後のチャンスかもしれない。スムーズに運べる外枠がほしい」と中川助手。念願の初タイトルへ力を込めた。
-スポーツ報知-












