
今春の2冠牝馬ブエナビスタ(栗・松田博、牝3)が4日、復帰戦の札幌記念(23日、札幌、GII、芝2000メートル)へ向けて、馬場入りを始めた。
ブエナは2日に放牧先の北海道安平町のノーザンファームから札幌競馬場に入厩。山口厩務員は「体高が伸びてバランス良く大きくなっているね。パッと見ても480キロ(オークス時は446キロ)あるとは感じないよ」と理想的な成長を遂げている愛馬に目を細めた。
角馬場で入念に運動した後、ダートコースを軽いキャンターで1周半。「もともとドッシリしている馬だが、休み明けでさらにボーッとしているよ。それがこの馬のいいところだけどね」と山口厩務員。テンションが上がることなく調整できているあたりにGI馬の風格を感じさせる。早ければ8日にも初時計を出す模様で、徐々にスイッチを入れて、札幌記念から大目標の仏GI凱旋門賞(10月4日、ロンシャン、芝2400メートル)に向かう。
-サンケイスポーツ-












