
30日、中京競馬場で行われた第45回金鯱賞(3歳上、GII・芝2000m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気サクラメガワンダー(牡6、栗東・友道康夫厩舎)が、道中は中団の外目を追走。3角から進出を開始すると直線に向いて抜け出し、8番人気シャドウゲイトに 1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分58秒4(良)。さらにハナ差の3着には5番人気ホワイトピルグリムが入った。
勝ったサクラメガワンダーは、父グラスワンダー、母サクラメガ(その父サンデーサイレンス)。伯父にサクラチトセオー(天皇賞・秋-GI)、伯母にサクラキャンドル(エリザベス女王杯-GI)がいる血統。
05年ラジオたんぱ杯2歳S(GIII)でアドマイヤムーン以下を抑えて重賞初制覇。06年鳴尾記念(GIII)をレコードで制すなど、その後も重賞戦線で活躍を見せており、昨年の鳴尾記念で重賞3勝目。今年初戦の京都記念(GII)ではアサクサキングスからクビ差の2着に敗れており、今回はそれ以来のレースだった。通算成績27戦7勝(重賞4勝)。
鞍上の福永祐一騎手はアーバンストリートで制したシルクロードS(GIII)に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算69勝目。管理する友道康夫調教師はアンライバルドで制した皐月賞(GI)に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では10勝目となった。
-サンケイスポーツ-










